先人の失敗談から学ぶ 健康は宝
昔の人が経験したことから健康の教訓になっている事柄は多々あります。
「女性は体を冷やすな」
とか、「よく噛んで食べなさい」
「腹八分医者いらず」などは、一度は耳にしたことがありますよね?
過去の日本人たちが失敗をして、今に伝わっている事柄は、「健康で幸せな人生」にとても重要なことを言っていることが多いのです。
しかし大人になるとあまりにも、時間が経ち過ぎてしまい教訓の奥深さを忘れてしまうこともあります。
私は割と「昔の人の教訓を守らなかったらどうなるのだろう…?」と余計な好奇心が働いて、痛い目を見てしまうタイプです。
体を冷やし過ぎて、メニエル病になってしまったときは、本当に反省して、これからは「昔から言われていることは年月と症例が重なって言われるようになったことなのだから真摯に守ろう」と、心に決めました。
おかげ様でリンパドレナージュと運動で重度だったメニエル病は良くなりましたが、体調管理はしっかりするようになりました。
私はこの経験で学んだことは、
○体を度を超えて冷やし過ぎてはいけない
○冒険は20代まで。30代は無茶をせずに手堅くいこう
ということでした^^
更にうちのお客様の中にも、
雪深い地域にいたときに、朝の4時から農家でバイトをしていて、農家の納戸での作業はとても寒くて、半年後に耳鳴りと耳の閉そく感と眩暈を発症した という方が見えました。
眩暈は、内耳の蝸牛の中が浮腫んで起こると言われています。頭や耳の毛細血管の血流を良くして浮腫みを取ると改善します。また、肩や背中が凝っていても眩暈の原因になります。
リンパドレナージュをして軽い筋トレもやってもらい、しっかり改善しました。
しかもこの方は耳の閉そく感も無くなり、発症から6年以上経っていましたが、すっかり元気になられました。
仕事もバリバリ忙しく働いていらっしゃいます。ただ、疲れすぎるとたまに眩暈の発作が起こります。
2 「鼻をかむときは片方は手でおさえる」
お客様が、鼻を勢いよくかみ過ぎて、両耳の鼓膜が破れたと聞いて、びっくりしました。
子供の頃から、よく中耳炎になって、ともかく耳が弱いのだそうです。
この話を聞いた時に、私は花粉症なので、花粉のピークの気節は鼻をかむのも適当にかんでいることもあるので、危なかったことが何度もあるのかもしれない…! と、冷やあせが流れる思いでした。
しかし人間の生命力は素晴らしい。
一週間ほど、電話で話すのが苦痛だったけれど、一週間したら治ったそうです。
鼓膜は再生するのですね。
そんなに早く再生するとは思いませんでした。人間の細胞を修正する力はすごいですね。
「疲れている時はまずは体を癒そう」の三例
ケース1 繁盛期に忙しすぎて階段を踏み外してお岩さんのような顔になる(実家母談)
ケース2 疲れていたが、健康ストレッチを台に乗ってやっていたら、ひっくり返り、お岩さんのような顔になる
ケース3 多忙を極めて、うっかり普段は絶対しないのに兄弟の会社の保証人になってしまい、会社が倒産する
読んだだけで背筋が寒くなります。
厄年をあなたは信じていますか?
30歳前後に女性は厄年がやってくる、その頃が転機だったとか、体質が変わっただとかよく言われます。
疲れているときに起こったトラブルが、対応できずに大厄になるのです。
柔軟な心と体を維持していれば、小さなトラブルで済ますことができます。
30歳超えたら、自分の限界の80%位の力でしなやかに立ち回ることを心がけてくださいね。
「きっとなんとかなるだろう」
「親がサポートしてくれるだろう」
などという安易な考えは怪我や病気の元です。誰かを頼りにしなくても、自分だけの力で余裕を持って、いろいろなことを計画するのがよいでしょう。
健康はとにもかくにも、幸せの基盤です。
健康は宝です。
家の仕事も外の仕事も、健康な体でなくてははかどらないし、美味しい食べ物や美しい景色を楽しむことができるのは健康あってこそ。
心と体を大切にしていきましょう。