男女平等と女性の体力
最近は「男女平等」や「女性の社会進出」が一般的になり、「共働き世帯」が増えました。
しかし本当に男女は平等なのでしょうか?
平等とは元々は「仏教用語」で、「物事のあり方が真理を見ればすべて同一であること」となっております。
住宅ローンや家を借りる時の保証人は男性でなくては通るのが難しい等、社会的なことも平等というにはまだまだほど遠いですが、健康や体力でも男性と女性は平等ではないのです。
縄文時代に、男は狩りをして、女は家を守る役割分担をしていました。
現在も原始的な生活をする少数民族はそのように暮らしている形態が大半を占めます。(一部、男は働かないというライオンのような形態を維持している民族もいます)
男性は仕事をし続けても平気なように体の仕組みができているのです。
(うちの主人でも月に休みが一番多くても6日しかなく、忙しい時は月休5日以下になりますが、全くもってパワフルに毎日を過ごしていますし、休みの日もどこかへ遊びに行きたいとレジャーの予定を催促してきます。)
江戸時代までは、日本人の平均寿命は25歳でしたが、平均寿命を下げていたのは女性と子供でした。女性は出産や産後の消耗ですぐ亡くなってしまい、当時の江戸の人たちは「奥さんが亡くなったら新しい奥さんを貰えばいい」という認識だったのです。今とは違って女性の命の重みはずっと軽いものでした。
昔に比べて女性の命の重みは男性と平等になりましたが、現代も女性の出産は、命がけです。
女性は出産をすると、膠原病や慢性肝炎、バセドウ病など もともとその病気の因子を持っていた人で発病し慢性化する方がとても多いのです。(うちのお客様でも産後に病気になった方がとても多いです)
これらの因子を持っていても、発病しないで保菌しているだけでずっと健康に生涯を送る方も多いのです。
大体慢性状態で薬を飲み始めると、30年位で腎臓や肝臓が消耗してしまう人が多いので、薬を飲み始める年齢はなるべく遅くにした方が体に負担がかからないです。
また様々な病気の進行を遅らせる薬は、正常な細胞分裂も阻害するものが多いので、私はなるべく生涯飲まないように過ごせるようにと普段から気をつけています。
薬は感受性が強い人は、飲むだけで体調不良を感じ、鈍い人は気づかないうちに臓器を消耗させることになります。
女性の健康にとって特に大切なことは
○疲れすぎないこと
○基盤を整えること
○一定の筋肉を維持すること
です!!
体力面で女性は全く男性に劣りますし、働き続けることは男性ほど向いていないのです。
このことを自覚して、無理をしすぎず、疲れすぎないようにしてくださいね。
体力の違いを男性はなかなか認識しないので、
ご主人が「共働きだから家事育児を平等にしよう」と考えられていたとしても、
体力面では平等ではないので、ご主人に沢山家事育児をやってもらうようにしてくださいね。
自分の体調や限界はなかなか他人にはわかりません。
自分の一番の見方は自分です。体調を崩して寝込んでからではご自身も周りも大変ですし、重病の中で相手の行動に不満を感じて要らない諍いも起こりがちです。
自分の体調が良くないと、相手にも優しくしてあげれないですよね^^
また、当たり前のことですが、病気になったあとの苦しいことの大方は自分にしかわからない、自分が引き受けていく体験となります。他人が代わったり辛さを完全に理解することは不可能なのです。
体内では毎日、4000個の癌細胞が生まれていると、武田邦彦先生も言われています。
疲れすぎると、免疫力がこの癌細胞を抑えることができずに細胞が変性してしまうのです。
疲れすぎないことは健康の秘訣ですね。
またストレスは血管をちぢこませて体温を下げます。
悩みや不満は夫婦でその都度話し合いをして価値観のすり合わせができるといいですね。男性と女性の脳は違うので考え方も説明をしても理解しきれない部分がありますからね。
私の妹は気が長いこともあり、不満を貯めこんで貯めこんでいきなり爆発させるタイプなのですが、そのときに怒ってくれないとタイムラグがありすぎて余計理解するのが難しくなっています( ゚Д゚)
私は「あれ?」と思ったらすぐに夫に相談していますが、その方がスムーズですし、ストレスもなく快適ですね。